素朴な疑問:野菜の種の生産地

今まで生産地などの説明書など、あまり気にせずに使っていた”野菜の種”。買ってきた種の説明書きをよく読むようになったところで、気になったのが、「生産地」だ。

自分の持っている種のほとんどの生産地が海外産であるという事実に驚く。「アメリカ」「イタリア」「タイ」「チリ」など世界各地から輸入している。大根とかゴボウとかの一部の生産地に「〇〇県」という記載を見つけるとちょっとほっとする。「サカタのタネ」とか、「トーホク」とかのメーカーの種も生産地は海外である。

一方、農林水産省が発行している「野菜をめぐる情勢 令和5年度」を見ると、「野菜の国内供給状況 令和3年度」では80%が国産で20%が輸入となっている。また、輸入野菜の78%は加工用ということだ。野菜を生産している農家用の種は、もしかしたら国産なのだろうか?

もし、野菜の種の多くが輸入されているとしたら、国産野菜といっていいのだろうか?世界情勢が大きく変化した場合、種の供給ができずに野菜が生産できないなんてことになったら大変だなあ。安定供給できる体制となっているから大丈夫ってことだろうか。食料供給といった面で、すべてでなくても主要野菜の一部を国内で種生産するのは、難しいことなのかなあ?

円安で種の価格も上がっている?または量が減っている?

などとふと思った素朴な疑問です。

 

さて、ダイソーの種の現状報告です。

きゅうりは収穫が始まり、現在11本が収穫できました。肥料代を入れてもほぼ元は取った感じ。形や色は苗(夏すずみ)から収穫したきゅうりと変わりません。味は、どちらもきゅうりの味といったところでしょうか。一般に、野菜は生産地(〇〇県)で販売されているけれど、果物のように品種で選ぶことはないものね。もう少し品種を売りにしてもいいのではないだろうか?

「赤丸はつか大根」は、”はつか”の通り、3週間で収穫可能になりました。半分を収穫したところです。こんなに早く収穫できる野菜ってすごい。ということで、再度種を蒔きました。