メジャーリーグとワイドショーの相性

WBCの優勝以来、ワイドショーでメジャーリーグの話題を取り上げることが増えたように思う。残念ながら、平日のワイドショーを直接見る機会が少ないので、だろうという感じではあるが。

YouTubeで「大谷翔平」と検索すると、「羽鳥慎一モーニングショー」や「ひるおび」などの特集番組がアップされていることがある。大谷選手の活躍、ケガの状態、移籍チームの話題まで、いろいろと解説している。

日本のプロ野球の場合、ナイターで試合があり、9時以降のスポーツニュースやプロ野球ニュースで試合結果が速報される。翌日は、スポーツ新聞が試合の詳しい内容、活躍した選手、監督の談話、そして解説者の記事など、推しチームの勝敗に一喜一憂するのが普通だ。

メジャーリーグの場合、時差の関係で、東海岸の試合なら深夜、西海岸の試合なら早朝に行われる。その結果などの速報や解説を伝えるのに、ワイドショーはちょうどいい時間帯だと思う。

また、メジャーリーグでは、昔も今も選手個人の活躍が重要で、チームの勝ち負けは二の次になる。推しの選手個人に注目した番組編成もワイドショーに合っているのだろう。

野球と同じメジャーなスポーツで、海外で活躍する選手の多いのはサッカーだ。アジアアップの活躍が、ワイドショーに取り上げられればと思っていたが、残念ながら今回は準々決勝でイランに負けてしまった。ヨーロッパでの各選手の活躍や次の日本代表の活躍に期待したい。

個人的に注目しているのは、バレーとバスケだ。男子バレーも男子バスケもパリオリンピックの出場が決まっている。オリンピックでの活躍により、海外に移籍する選手が増えれば、ワイドショーに取り上げたれる機会も増えるかもしれない。

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